お客様で作業させて頂くと、結構な割合でフィルターが汚れで目詰まりしています。脚立に乗らないと確認も出来なかったり、エアコン自体の開け方や取り出し方が分からなかったり、様々な理由があると思います。
また、フィルターお掃除機能付きのエアコンは自動で掃除しているはずだから汚れないと思ってる方も多いです。家電量販店や通販でもそういった宣伝を見かけるので勘違いされる方がいて当然だと思います。しかし、結構な割合でお掃除機能付きエアコンのフィルターも汚れます。
今回はフィルターの汚れチェック方法や掃除方法をまとめました。ぜひ参考にして頂ければと思います。

汚れチェックを推奨する理由
・電気代がかかる
エアコンは室内の空気を取り込み、冷風・温風に変えます。フィルターが目詰まりしていると効率的に取り込めません。必要以上に温度を上げ下げする事になり、その分電気代がかかる要因に繋がってしまいます。
・身体に良くない
汚れの原因は、カビ、ダニ、ホコリ、花粉、ペットの毛等です。キッチンに近いリビングは料理の油汚れが付着する事も多く、汚れが更にこびりつきます。また、汚れがついた状態でエアコンを使い続けると、アレルギー性鼻炎、呼吸器系の疾患になる可能性があると言われています。個人差もあり、極端に神経質になる必要は勿論ありませんが、ご家族で症状をお持ちの方や、最近咳き込む事が多くなった方がいらっしゃったら、チェックしてみる事をオススメします。
チェックの目安
・お掃除ランプの点灯
お客様による汚れチェックを促す目的で、累積時間(例えば1000時間超え)でお掃除ランプを点灯させる機能を持つするエアコンが増えました。点灯しても実際の運転に支障も出ないので気が付かない、知らない方も多いので、一度ご使用のエアコンの取説を確認されると良いと思います。もし手元になければ、ネットで型番で検索すれば大半の取説は見る事ができます。
累積時間でランプは点灯するので、汚れの実状と関係ありませんが、チェックする目安になります。
・周辺の汚れ具合
エアコン上部や周辺の壁紙、コンセント等にホコリが付着していれば、かなりの確率でフィルターも汚れていると思います。
掃除方法
基本的には浴室等で水洗いをオススメします。掃除機でホコリを吸い取っても勿論構いませんが、カビがついてたりすると、掃除機の排気でカビの胞子が部屋に舞ってしまう可能性があります。
- フィルターを取り出す
- フィルター内側からシャワー等で水をかける(汚れが付着している面とは逆側から水をかける)
- 汚れが取れにくければ、中性洗剤やブラシ(使い古しの歯ブラシでも可)等を使って汚れを落とす
- 水洗いが終わったらタオルで拭き、しっかり乾かす(生乾きはカビや嫌な臭いの原因につながります)
- フィルターを取り付ける
- お掃除機能付きエアコンでダストボックスがあるタイプはボックス内のホコリも処分する
- お掃除ランプ機能がある場合は、時間リセットやランプ消灯操作を行う
チェックしている時に熱交換器や風の吹き出し口が見えると思うので、合わせてカビやホコリの汚れチェックを行うと良いと思います。もし汚れていれば専門的なクリーニングを更にオススメします。
フィルターの汚れをチェックし、衛生的にも経済的にも安心なエアコンの使用をお勧めします。
